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職場の人間関係、家族とのすれ違い、先のことへの漠然とした不安。誰かに聞いてほしいけれど、身近な人には話しにくいことがあります。かといって、病院に行くほどなのかどうかも判断がつかない。そんな迷いを抱えている方は少なくありません。
エキサイトお悩み相談室は、エキサイト株式会社が運営するオンラインカウンセリングのサービスです。会員登録をして、自分で選んだカウンセラーに電話やメールで相談する仕組みになっています。
この記事では、公式サイトに書かれている内容をもとに、相談方法・料金・利用の流れ・向かない場面を整理しました。良い点だけでなく、注意したい点も正直に書いています。

- エキサイトお悩み相談室は医療機関ではありません。診断・治療・投薬の相談は、利用規約で対象外とされています。
- 眠れない日や食べられない日が続くなど、つらさが強いときは、まず医療機関や公的な相談窓口を頼ってください。
- 死にたい気持ちが強いときは、この記事ではなく、下で紹介する公的窓口や救急への連絡を先にしてください。
エキサイトお悩み相談室とは?サービス概要
エキサイトお悩み相談室は、カウンセラーを自分で選び、電話またはメールで相談するサービスです。公式サイトでは、人間関係・仕事・家庭・子育て・メンタルなど、周りに相談しにくい悩みを想定していると案内されています。
公式サイトのトップページでは、カウンセラー数170名以上、サービス開始から19年、悩み相談件数50万件以上と紹介されています(2026年10月時点の表記)。数字は時期によって変わるため、利用前に最新の表示を見てください。
| サービス名 | エキサイトお悩み相談室 |
|---|---|
| 運営会社 | エキサイト株式会社(東京都港区) |
| 相談方法 | 電話相談・メール相談(カウンセラーによってメール相談の可否が異なります) |
| 電話相談の料金 | 1分単位。カウンセラーごとに異なります |
| メール相談の料金 | 1通ごと。カウンセラーごとに異なります |
| 登録 | 会員登録が必要(登録は無料。未成年は規約上、会員資格を認められない場合があります) |
| 問い合わせ窓口 | 03-6625-8230(10:00〜24:00)、メールは24時間受付 |
公式の説明では、在籍カウンセラーは運営会社の審査を通過した人とされています。ただし、持っている資格や経歴はカウンセラーごとに違います。プロフィールには、公認心理師、産業カウンセラー、行政書士としての経験、看護の現場の経験などが、本人の紹介文として載っています。
このため、「どんな経歴の人に何を話したいか」を自分で見て選ぶのが前提になります。
相談方法とカウンセラーの選び方
電話相談は「その場で申し込む」と「予約」の2通り
電話相談には、カウンセラーが相談受付中のときにそのまま申し込む方法と、日時を指定して予約する方法があります。予約を受け付けていないカウンセラーもいるため、プロフィールの表示を確認しましょう。
電話は、サイト上で相談を申し込むと050から始まる番号が表示され、自分から発信する流れです。カウンセラー側の準備に1〜2分かかることもあると案内されています。
メール相談は「返信があった時点」で料金が発生
カウンセラーによっては、メールで相談することもできます。料金と返信までの日数はカウンセラーごとに異なり、公式の説明では、カウンセラーから返信があった時点で料金が発生します。文章にして整理したい人には、電話より合う場合があります。
悩みのテーマと経歴で絞る
一覧ページでは、各カウンセラーの「多い相談」が表示されます。たとえば、職場の人間関係やストレス、心の悩み、家族の問題といったテーマです。恋愛や夫婦関係に強い人が多く在籍している一方で、職場や家庭の悩みを得意とする人もいます。

エキサイトお悩み相談室の料金・費用
料金は、カウンセラーごとに設定されています。公式の説明では、電話相談は1分単位の課金です。同じサービスの中でも、選ぶ人によって1回の費用が変わる点が最初の注意点です。
2026年10月に確認した公式のカウンセラー一覧では、電話相談が1分198円〜297円ほど、メール相談が1通2,750円〜6,600円ほどの人が見られました。健康相談窓口は1分275円と表示されていました。料金は消費税込みです。
| 項目 | 内容(公式の説明より) |
|---|---|
| 電話相談 | 1分単位。カウンセラーごとに料金が異なる |
| 予約の電話相談 | 通話は20分以上から。20分未満で切っても20分間分の料金。以降は1分ごとに加算。予約のキャンセル料はなし |
| メール相談 | 返信があった時点で料金が発生。メール相談のキャンセルは受け付けていない |
| 電話の通話料 | 通話方法が「電話」の場合、相談料とは別にかかる |
| 初めての方向けの割引 | 登録後1週間、初めて相談するカウンセラーの冒頭10分が割引(最大10人まで) |
費用の目安として、1分220円のカウンセラーに30分相談すると6,600円です(編集部の計算)。10分なら2,200円になります。話しているうちに時間が延びやすいので、先に上限を決めておくと安心です。
- 料金は1分単位。カウンセラーごとに違うので、申し込む前にプロフィールで確認する
- 初回の10分割引は、登録後1週間だけ。公式サイトでは、初回は30分以上のまとまった時間での相談を推奨しています
- 割引の期間中はクーポンを使えないと案内されています
支払いとコインのしくみ
支払いには、クレジットカードなどのほか、「コイン」を使えます。1コインは1円相当で、購入したコインの有効期間は、購入した月の5か月後の月末までです。使い切れないコインは失効するため、まとめ買いは慎重にしたほうがよいでしょう。
支払い方法には、クレジットカード、PayPay、銀行振込、コンビニ払い、後払いなどがあります(公式の特定商取引法に基づく表記より)。後払いの場合は、利用した日を含む7日以内の支払いです。
「定期コイン購入コース」という、30日ごとに一定額を払ってコインを受け取る仕組みもあります。1万円・2万円・3万円のコースがあり、自動更新です。解約の手続きはマイページからできますが、受け取り済みの利用料金は返金されない旨が規約に書かれています。特定商取引法に基づく表記で条件を確認してから選びましょう。
エキサイトお悩み相談室のメリット
予約なしで話せる場面がある
公式サイトでは、予約なしで電話やメールの相談ができると案内されています。時間や場所を選ばず、思い立ったときに申し込めるのは、病院や対面のカウンセリングルームにはない使いやすさです。ただし、カウンセラーが「相談中」や「退席中」のときは話せません。
人を選んで、合わなければ変えられる
初回割引の期間中は、冒頭10分以内に中断した場合に料金がかからず、別のカウンセラーに相談し直せると公式に書かれています。相性は話してみないとわからないので、この仕組みは、初めての人にとって心理的なハードルを下げます。
名前や電話番号を知られずに相談できる
公式サイトによると、システム上、電話番号や名前を知られずに相談できる仕組みです。
料金とカウンセラーを事前に比べられる
一覧ページでは、料金・相談方法・予約の可否が並びます。並び替えは新着順、相談件数順、料金順などです。申し込む前に料金を見比べられるのは、費用が不安な人には大切な点です。

エキサイトお悩み相談室のデメリット・注意点
- 医療行為ではありません。診療・診断・投薬指導にあたる相談は、利用規約で対象外です
- 心身の健康改善や問題の解決を保証するものではない、と規約に明記されています
- 医療が必要な状態の人や通院中の人は、医療機関に事前に相談したうえで利用する、と規約にあります
まず押さえたい注意点は、上の3つです。医療機関の代わりとして使うサービスではありません。うつ状態や不安が長く続いている、日常生活に支障が出ているといった場合は、先に心療内科や精神科、地域の相談窓口に連絡してください。
そのほかに、次のような点を知っておきましょう。
- 費用が積み上がりやすい:1分単位の課金で、話が長引くと負担が増えます。継続して通う場合の総額も考えておきましょう。
- 通話料が別にかかる場合がある:通話方法が「電話」のときは、相談料とは別に通話料が必要です。
- 映像でのやり取りは想定されていない:公式の説明にあるのは、電話とメールを中心とした相談です。顔を見て話したい人には合いません。
- 通信内容の記録:規約には、品質確認などの目的で、通信内容の記録や音声録音を行う旨が書かれています。利用前に目を通しておきましょう。
- カウンセラーによって経歴が違う:資格や得意分野はそれぞれです。肩書きだけで決めず、プロフィールを読んで選びます。
詳しくは、公式の利用規約に書かれています。申し込む前に読んでおくと安心です。
評価されやすい点・気になりやすい点(編集部の整理)
ここでは、公式の説明と一般的なオンライン相談の性質から、編集部が整理した内容を書きます。
評価されやすい点
- カウンセラーを自分で選べて、料金も事前に見られる
- 予約なしで申し込める場面があり、思い立ったときに動ける
- 電話番号や名前を伝えずに相談できる仕組みがある
気になりやすい点
- カウンセラーごとに料金や経歴が違い、選ぶ作業が必要になる
- 時間課金のため、話が長くなるほど費用がかさむ
- 医療ではないので、症状の判断や治療を求める人には合わない
他の相談先との違い
相談先は、目的によって使い分けると失敗が少なくなります。一般的な特徴を表にまとめました。具体的な費用や条件は、機関ごとに異なります。
| 相談先 | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| エキサイトお悩み相談室 | 話を聞いてほしい、考えを整理したい | 医療ではない。料金はカウンセラーごと |
| 心療内科・精神科 | 症状が続く、診断や治療を受けたい | 予約が取りにくいことがある |
| 対面のカウンセリング | 顔を見て継続的に話したい | 通う手間と費用が必要。機関により異なる |
| 公的な相談窓口 | 費用をかけずに相談先を知りたい | 受付時間や対応範囲が決まっている |
公的な窓口については、厚生労働省のまもろうよ こころに、電話やSNSで相談できる窓口がまとめられています。
相談先を選ぶ考え方は、こちらの記事でも整理しています。

費用の相場を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。



申し込み・利用の流れ
電話相談の流れは、公式の使い方ガイドで次のように案内されています。
- 会員登録をして、通話方法の設定を確認する
- 一覧ページやトップページからカウンセラーを選び、「電話相談を申し込む」を押す
- 事前ヒアリング事項にチェックする(任意)
- 「相談申し込みを確定する」を押す
- 表示された050から始まる番号に、終了時間までに発信する
- カウンセラーが電話に出たら、相談が始まる
- 相談後に感想を書く(公開か非公開かを選べる)
先に話したいことを3つほどメモしておくと、時間課金でも慌てずに済みます。
失敗しない選び方のコツ
初めて使う人は、30分程度の予算で考える
初回は、公式でも30分以上のまとまった時間が推奨されています。ただ、最初から長く取る必要はありません。割引の期間中は、まず別のカウンセラー数人に短く話してみて、相性を見る使い方もできます。
職場や家庭の悩みなら、得意分野を見る
「多い相談」の欄に、職場の人間関係、ストレス、心の悩みなど、自分の悩みに近い言葉があるか確認します。一覧には恋愛や夫婦関係の分野が多く並んでいるため、悩みに合う人を絞ることが大切です。
文章で整理したい人は、メール相談可の人を探す
電話だと言葉に詰まってしまう人は、メール相談ができるカウンセラーを選ぶとよいでしょう。
つらさが強いときは、受診や公的窓口が先
眠れない、食べられない、気分の落ち込みが続くなどの状態が出ているときは、医療機関への相談が先です。自分で判断がつかないときも、まず専門の医療機関や公的な窓口に相談してください。このサービスは、そのあとの補助的な相談先として考えるのが無理のない使い方です。


よくある質問(Q&A)
Q. 登録は無料ですか?
A. 公式サイトでは、新規会員登録は無料と案内されています。相談の料金は、相談したときに発生します。
Q. 診断や薬の相談はできますか?
A. できません。利用規約で、診療行為・診断・投薬指導にあたる相談は対象外とされています。
Q. 相談の内容は他の人に知られますか?
A. 公式のよくある質問では、カウンセラーには守秘義務があり、相談内容を外部に漏らさないと案内されています。ただし、本人の同意がある場合や、生命に危険があると判断される場合、公的機関からの正当な要請がある場合などは、必要な情報が提供されることがあると書かれています。
Q. 電話相談の途中で切れたらどうなりますか?
A. 公式の案内では、再度電話をかけ直す流れです。非通知設定にしている場合は解除する必要があります。
Q. 予約をキャンセルすると費用はかかりますか?
A. 公式の説明では、予約のキャンセル料はかからないとされています。ただし、特定商取引法に基づく表記では、予約日時の3時間前までに手続きが必要とされています。メール相談はキャンセルを受け付けていません。
Q. 未成年でも使えますか?
A. 利用規約では、未成年者の会員資格を認めないことがある旨が書かれています。年齢の条件は、登録前に公式サイトで確認してください。
エキサイトお悩み相談室はこんな方に向いています
- 職場や家族のことで、身近な人には話しにくいことがある方
- 考えがまとまらず、まずは話して整理したい方
- 自宅から、時間を選んで相談したい方
- カウンセラーの経歴や料金を見比べて選びたい方
反対に、症状の診断や治療を受けたい方、顔を見て継続的に面談したい方、費用を抑えたい方は、先に医療機関や公的な窓口を検討してください。
まとめ
エキサイトお悩み相談室は、カウンセラーを自分で選び、電話やメールで相談できるサービスです。料金はカウンセラーごとに違い、電話は1分単位、メールは1通ごとです。登録後1週間は、初めて相談するカウンセラーの冒頭10分が割引になる制度もあります。
一方で、医療ではないため、診断や治療の代わりにはなりません。つらさが強いときは、受診や公的な相談窓口を先にしてください。そのうえで、「話を聞いてほしい」「頭の中を整理したい」という場面で、選択肢のひとつとして検討してみてください。


