※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。
うつ病や適応障害、発達障害などで、これまでと同じ働き方を続けるのがしんどくなってきた。休職や退職を経験して、次は症状や特性に配慮してもらえる職場で働きたい。そう考えたときに候補になるのが、障害者雇用という働き方です。
ただ、障害者雇用の求人は一般の求人サイトでは探しにくく、どんな配慮を頼めるのか、自分が対象なのか、誰に相談すればよいのかも分かりにくいものです。atGP(アットジーピー)は、障害のある方に向けた求人検索・転職相談・スカウトなどを用意している、株式会社ゼネラルパートナーズのサービスです。
この記事では、atGPの公式サイトで確認できた内容をもとに、特徴、利用の流れ、デメリット、ほかの支援との使い分けを整理します。なお、この記事は医療行為を説明するものではなく、働き方を探す際の情報整理です。

atGPとは?サービス概要
atGPは、障害のある方の就職・転職を支える総合サービスです。公式サイトには、求人を自分で探せる「求人検索」、専任のキャリアプランナーに相談できる「求人紹介(エージェント)」、条件に合う求人が届く「スカウト」、通所型の「就労移行支援」といったメニューが並んでいます。この記事では、病気や症状に配慮のある働き方を探す入口として、主に求人検索・エージェント・スカウトを取り上げます。
| サービス名 | atGP(アットジーピー) |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ゼネラルパートナーズ(2003年4月9日設立) |
| 所在地 | 東京都港区西新橋1-16-5 REVZO新橋2階 |
| 主なサービス | 求人検索、転職相談(エージェント)、スカウト、就労移行支援ほか |
| 利用料金 | エージェントサービスは無料と明記されています |
| 相談方法 | オンライン、電話、対面(オフィス)から選択 |
| 相談拠点 | 東京(本社)、関西支社、名古屋支社 |
求人検索のページには、2026年10月14日更新時点で「掲載件数 1679件」と表示されていました。件数は日々変わるため、最新の数字は公式サイトで確認してください。
障害者雇用で「配慮のある働き方」を探すとは
atGPの公式サイトでは、障害者雇用を「障害者雇用促進法に基づき、障害のある方を対象とした求人で企業が採用・雇用すること」と説明しています。制度上、その求人で採用されるには障害者手帳を取得している必要があるとも書かれています。
障害者雇用の求人では、障害への理解や希望する配慮を受けやすいとされています。その代わり、選考では「できること・できないこと」「どんな配慮が必要か」「障害に対してどんな対処をしているか」を企業と共有し、お互いに相談していくことが求められます。自分の状態を言葉にする作業が必要になる、という点は先に知っておくと安心です。
厚生労働省の障害者雇用対策のページでは、国の制度や支援の全体像を確認できます。
atGPの3つの使い方を詳しく紹介
求人検索:自分のペースで条件から探す
求人検索では、エリア、駅・路線、職種、業種、雇用形態といった一般的な条件に加えて、「障害配慮」と「雇用実績」から探せます。公式トップページに表示されていた障害配慮の条件には、在宅勤務・リモートワーク配慮、電話への配慮あり、通勤時間への配慮あり、週10〜20時間・20〜30時間・30〜40時間の時短勤務、残業ゼロの配慮あり、などがありました。
雇用実績の条件には、うつ病、注意欠如・多動性障害(ADHD)、統合失調症、自閉症スペクトラム障害(ASD)、てんかんなどの項目があります。体調や特性に関わる条件で絞り込める点は、障害者雇用に特化したサービスならではの特徴です。ただし、条件の項目に自分の診断名がない場合もあるため、その場合は配慮の条件から探すか、相談を使うのが現実的です。
エージェント(求人紹介):専任のキャリアプランナーに相談する
エージェントサービスは、障害者の就職・転職に詳しいキャリアプランナーと個別に転職相談をしながら、求人とのマッチングを進める仕組みです。公式ページによると、相談の所要時間は約1〜2時間で、服装は私服でよいとされています。最終受付は20時スタートで、平日のみの受付です。
サイト上では公開されていない、エージェント限定の求人を中心に提案するとも案内されています。面接対策として、志望動機や自己PRのアドバイス、模擬面接、面接後の振り返りも用意されています。自分の障害の状態や必要な配慮を、どう伝えるかを一緒に考えてもらえる点は、障害者雇用ならではの強みです。
スカウト:忙しい人向けの待つスタイル
スカウトは、登録した基本情報や希望条件にマッチした求人を、atGPのスタッフが届けてくれるサービスです。通常のスカウトに加えて、企業との面接があらかじめ確約されている「プラチナスカウト」の2種類があると説明されています。現職があって求人を探す時間が取りにくい方や、体調に波があって毎日サイトを見る余裕がない方には、届いた中から気になるものだけ選べる形が合いやすいかもしれません。

atGPの料金・利用条件
公式のエージェントサービスのページには「無料でご利用いただけます」と明記されています。利用条件は次のとおりです。
- 料金:無料(エージェントサービス)
- 障害の種類:制限はないとされていますが、障害の種類や状況によっては十分に配慮できないケースもあると注記されています
- 障害者手帳:身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳のいずれかの交付を受けていることが条件
- 手帳がない方:申請中の場合は利用できる可能性があると案内されています
- 年齢:制限はないとされていますが、取り扱い求人の状況によっては利用が難しい場合があります
うつ病や適応障害などで通院していても、手帳がなければエージェントサービスの利用条件を満たさない場合があります。手帳を取得できるかどうかは、症状や通院の状況を踏まえて自治体が判断するものです。気になる方は、主治医やお住まいの自治体の窓口で確認してください。
atGPのメリット
障害への配慮を軸に求人を探せる
一般の求人サイトで「配慮してもらえるか」を探すのは難しいものです。atGPでは障害配慮や雇用実績が検索条件になっており、求人情報にも雇用実績や配慮事項が盛り込まれていると、ご利用ガイドで説明されています。
自分で探す・相談する・待つを選べる
求人検索、エージェント、スカウトと、関わり方の濃さが違う3つの入口があります。体調や気持ちの余裕に応じて使い分けられるのは、波のある時期には助かるポイントです。
オンラインや電話でも相談できる
公式ページでは、転職相談はオンライン・電話・対面から選べるとされています。外出が負担な時期でも、自宅から相談を始められる可能性があります。
入社後の状況確認の連絡がある
利用の流れの中に、就職後もお困りごとがないか定期的に状況確認の連絡をするという案内があります。入社して終わりではなく、働き続けることを見据えた仕組みが用意されています。
atGPのデメリット・注意点
- エージェントサービスの利用には障害者手帳の交付が条件になる
- 求人の状況によっては、転職相談や求人紹介などのサービス提供が難しい場合があると公式に注記されている
- 登録後、案内までに5営業日ほどかかる目安が示されている
- 相談は平日のみで、最終受付は20時スタート
- 相談拠点は東京・関西・名古屋で、求人の地域によっては選択肢が限られる可能性がある
とくに押さえておきたいのは、登録しても求人を紹介してもらえるとは限らないという点です。公式の案内でも、ご案内できる求人がない場合は、登録から5営業日を目安にその旨がメールで連絡されるとされています。
また、希望の条件をすべて満たす求人が見つかるとは限らないため、優先順位を決めておくことが大切です。応募前に、給与や勤務時間、配慮の具体的な内容を確認しましょう。
そして何より、転職活動そのものが心身の負担になることがあります。症状が強いときや、休職中で体調が安定していないときは、転職活動を急がず、主治医や職場の産業医、公的な相談窓口に相談しながら進めてください。働く人のメンタルヘルスについては、厚生労働省の「こころの耳」で相談窓口などを確認できます。
参考:こころの耳(厚生労働省)
評価されやすい点・気になりやすい点(編集部の整理)
ここからは、公式情報と一般的な知見をもとにした編集部の整理です。実際の利用者の声ではありません。
評価されやすいと考えられる点
- 障害者雇用に特化しているため、配慮の話を前提に相談できる
- 運営会社が2003年設立で、公式サイトでは20年以上にわたり障害者の就職・転職支援のノウハウを蓄積してきたと説明している
- 求人検索・エージェント・スカウトと、段階に応じた入口がある
- エージェントサービスは無料で利用できる
気になりやすいと考えられる点
- 手帳の有無が利用条件に関わる
- 求人の状況によっては、紹介が難しい場合がある
- 担当者との相性や、紹介される求人の内容は人によって異なる
他の支援との使い分け
障害のある方の就職や復職を支える窓口は、atGPだけではありません。それぞれ役割が違うので、公式で確認できた範囲と一般的な制度の位置づけで整理します。
| 窓口 | 主な役割 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| atGP(求人検索・エージェント・スカウト) | 障害者雇用の求人探し、転職相談、面接対策 | 配慮を前提に、民間のサービスで求人を探したいとき |
| ハローワークの障害者窓口 | 公的な職業紹介・相談 | 公的な窓口で相談しながら探したいとき |
| 就労移行支援事業所 | 就職に向けた訓練や就活のサポート(通所型) | 働くための準備や生活リズムの練習から始めたいとき |
| 主治医・産業医・職場の相談窓口 | 体調や就労可否についての相談 | 転職や復職の時期を判断したいとき |
atGPの公式サイトでも、就労移行支援を「就職・転職の準備をしたい方」向けのサービスとして案内しています。体調がまだ安定していない、就職の前に準備が必要だと感じる場合は、求人を探す前に準備の段階から相談する選択肢もあります。就労移行支援を利用できるかどうかは、障害福祉サービスの受給者証など、お住まいの自治体の判断にかかわるため、市区町村の窓口で確認してください。
申し込み・利用の流れ
エージェントサービスの流れは、公式ページでは次の6ステップで案内されています。
- 会員登録:登録フォームから申し込みます(無料)。
- 転職相談のご案内:atGPから連絡があり、相談方法(オンライン・電話・対面)の希望を伝えます。ご案内できる求人がある場合、会員登録から5営業日を目安にメールまたは電話で連絡が来ます。
- 転職相談・求人紹介:キャリアプランナーと個別に相談します。希望条件や不安に感じていることも相談できます。
- 求人応募・面接:応募手続き、選考結果の連絡、面接日程の調整はキャリアプランナーが行います。面接対策も受けられます。
- 内定・入社:本人と企業の合意をもって採用が決まります。入社日の調整や退職交渉の相談も、内定後にできます。
- 入社後:働き続けられているかを確認する連絡があります。
登録の前に、手帳の有無、希望する勤務地、配慮してほしいことをメモにまとめておくとスムーズです。
失敗しない選び方のコツ
手帳をすでに持っている方
求人検索で配慮条件を見ながら、エージェントに相談してみる使い方が考えられます。自分の状態をどう企業に伝えるかを一緒に整理できると、応募書類や面接の準備がしやすくなります。
手帳を申請中、または取得を検討している方
公式では、申請中の場合は利用できる可能性があると案内されています。まずは取得の見通しを主治医や自治体に確認し、そのうえで登録するかどうかを決めると、手戻りが少なくなります。
体調がまだ不安定な方
転職活動を急ぐより、まず体調を整えることを優先してください。スカウトに登録して届く求人を眺めるだけ、という使い方もあります。就労移行支援のような準備の場も含めて、主治医と相談しながら進めましょう。
現職を続けながら探す方
平日の相談受付時間が限られるため、オンラインや電話での相談を使うと時間の調整がしやすくなります。スカウトを併用すると、探す手間を減らせます。

よくある質問(Q&A)
Q. うつ病や適応障害でも利用できますか?
A. 公式では、障害の種類に制限はないとされています。ただし、エージェントサービスの利用には障害者手帳の交付が条件で、障害の種類や状況によっては十分に配慮できない場合もあると注記されています。個別の可否は、登録時や相談時に確認してください。
Q. 利用に費用はかかりますか?
A. エージェントサービスのページに「無料でご利用いただけます」と記載されています。
Q. 手帳がなくても登録できますか?
A. 手帳をお持ちでない方も、申請中の場合は利用できる可能性があるとされています。詳細は公式サイトで確認してください。
Q. 相談は対面でないといけませんか?
A. オンライン、電話、対面(オフィス)から選べると案内されています。所要時間は約1〜2時間が目安です。
Q. 登録すれば求人を紹介してもらえますか?
A. いいえ。取り扱い求人の状況によっては、転職相談や求人紹介が難しい場合があると公式に注記されています。紹介できる求人がない場合も、5営業日を目安にメールで連絡があるとされています。
Q. 就職後に症状が悪化したらどうすればよいですか?
A. 体調の変化は、まず主治医に相談してください。あわせて、入社後の状況確認の連絡や職場の相談窓口も活用できます。転職の相談先としてatGPを使う場合も、治療や診断はできないため、医療機関の受診の代わりにはなりません。
atGPはこんな方におすすめ
- 病気や症状、特性に配慮のある職場で働くことを考えている方
- 障害者手帳を持っている、または申請中で、障害者雇用の求人を探したい方
- 自分の状態や必要な配慮を、企業にどう伝えるか相談したい方
- 自分で探す時間や気力が限られていて、スカウトや相談を使いたい方
反対に、手帳の取得が見込めない方や、まず治療や休養に専念したい方は、無理に登録せず、医療機関や公的な窓口に相談するところから始めてください。
まとめ
atGPは、障害のある方の求人検索・転職相談・スカウトを組み合わせて使える、障害者雇用に特化したサービスです。エージェントサービスは無料で、相談はオンライン・電話・対面から選べます。一方で、手帳の交付が条件になること、状況によっては求人紹介が難しい場合があることは、先に知っておきたい注意点です。
配慮のある働き方を探すことは、無理をしないための選択肢のひとつです。ハローワークや就労移行支援、主治医や産業医への相談とも組み合わせながら、自分に合う順番で進めてみてください。つらい気持ちが続くときは、ひとりで抱えず、医療機関や公的な相談窓口に相談しましょう。



