「カウンセリングに興味はあるけど、通院が面倒」「対面だと緊張してしまう」「近くにいいクリニックがない」。こうした理由でカウンセリングを受けられずにいる方に注目されているのが、オンラインカウンセリングです。
オンラインカウンセリングは、自宅から手軽にプロのカウンセラーに相談できるサービスで、ビデオ通話、電話、テキストなど多様な形式で利用できます。
サービスによって料金、カウンセラーの資格、対応形式などが異なるため、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。この記事では、選び方のポイントと主要サービスの特徴を解説します。

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オンラインカウンセリングとは
対面カウンセリングとの違い
オンラインカウンセリングは、インターネットを通じてカウンセラーと対話するサービスです。対面カウンセリングと同様の心理的サポートを、自宅から受けることができます。
主な形式
- ビデオカウンセリング:対面に最も近い形式。表情や雰囲気も伝わりやすい
- 電話カウンセリング:顔を見せたくない方に向いている。手軽に利用可能
- テキスト(メッセージ)カウンセリング:自分のペースで文章で相談できる。話すのが苦手な方に好評
- チャットカウンセリング:リアルタイムのテキストでの対話
メリットとデメリット
メリット:
- 自宅から利用できる(通院の負担がない)
- 匿名で利用できるサービスもある
- 全国どこからでもアクセス可能
- 対面よりもハードルが低い
- 時間の融通が利きやすい
デメリット:
- 非言語的なコミュニケーションが伝わりにくい場合がある
- 重度の精神疾患には対応できないことがある
- 通信環境に左右される
- 保険適用外のケースが多い
サービスを選ぶときのポイント
1. カウンセラーの資格を確認する
臨床心理士、公認心理師などの国家資格や専門資格を持つカウンセラーが在籍しているかどうかは、最も重要なチェックポイントです。
2. 自分に合った形式を選ぶ
話すのが得意ならビデオ・電話、文章の方が楽ならテキストなど、自分に合った形式を選びましょう。複数の形式に対応しているサービスなら、途中で変更することもできます。
3. 料金体系を確認する
1回あたりの料金、サブスクリプション型かどうか、初回割引の有無などを確認しましょう。
4. カウンセラーの選び方
悩みの内容(職場ストレス、人間関係、トラウマ等)に合った専門性を持つカウンセラーを選ぶことが大切です。プロフィールや得意分野を事前にチェックしましょう。
5. 予約のしやすさ
当日予約が可能か、夜間・休日の対応があるかなど、自分のライフスタイルに合った予約の柔軟性があるかを確認しましょう。

主要なオンラインカウンセリングサービス
cotree(コトリー)
日本最大級のオンラインカウンセリングプラットフォームです。220名以上のカウンセラーが登録しており、うち140名以上が臨床心理士・公認心理師の資格を保有しています。マッチング診断機能があり、自分の悩みに合ったカウンセラーを提案してもらえるのが特徴です。初めてで「どのカウンセラーを選べばいいかわからない」という方でも迷わずに始められます。
- 形式:ビデオ、電話、テキスト
- 料金:話すカウンセリング5,500円/45分〜、書くカウンセリング8,800円/2週間〜
- 特徴:厳正な審査を通過したカウンセラーのみ登録
うららか相談室
850名以上のカウンセラーが在籍する国内最大級のサービスです。全員が臨床心理士・公認心理師・社会福祉士などの資格を保有しています。
- 形式:ビデオ、電話、メッセージ、対面
- 料金:ビデオ・電話5,280円/回〜、メッセージ3,960円/3回〜
- 特徴:対面カウンセリングにも対応している
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オンラインカウンセリングの上手な使い方
- 事前に相談したいことをメモしておく
- 静かでプライバシーが確保できる場所で受ける
- 最初から合うカウンセラーに出会えなくても、何人か試してみる
- 1回で解決しようとせず、継続的に利用する
- カウンセラーとの相性が合わなければ変更してOK
- 自傷行為や希死念慮が強い場合は、対面の医療機関を受診すべき
- 薬物療法が必要な場合は、医療機関の受診が必要
- 診断書の発行はできない(医師ではないため)
- 緊急時の対応は限定的
緊急の場合は、いのちの電話(0120-783-556)や最寄りの救急医療機関に連絡してください。

よくある質問
Q. オンラインカウンセリングは保険適用されますか?
A. 多くのオンラインカウンセリングサービスは自費(保険適用外)です。ただし、医療機関が提供するオンライン診療の中でカウンセリングが行われる場合は、保険適用になることもあります。
Q. 初回は何を話せばいいですか?
A. 困っていること、悩んでいることを率直に伝えるだけで大丈夫です。うまく話せなくても、カウンセラーが質問しながら引き出してくれます。「何を話していいかわからない」と正直に伝えてもOKです。
Q. どのくらいの頻度で利用すべきですか?
A. 一般的には週1回〜隔週1回が推奨されます。症状が安定してきたら月1回に減らすこともできます。カウンセラーと相談して、自分に合った頻度を決めましょう。
Q. カウンセリングとコーチングの違いは?
A. カウンセリングは心の問題や悩みの解決を目的とし、心理学の専門家が行います。コーチングは目標達成や自己成長を目的とし、必ずしも心理の専門家ではありません。メンタルヘルスの悩みがある場合は、カウンセリングを選びましょう。
Q. オンラインカウンセリングで効果が出ないと感じたらどうすべきですか?
A. まず、カウンセラーとの相性を見直してみましょう。同じサービス内で別のカウンセラーに変更することは珍しくありません。それでも効果を感じない場合は、カウンセリングの形式を変えてみる(テキストからビデオに変える等)、あるいは対面のカウンセリングや医療機関への切り替えを検討してください。効果が出るまでに数回かかることもあるので、最低3〜4回は続けてから判断するのがおすすめです。

まとめ
オンラインカウンセリングは、自宅から手軽にプロのサポートを受けられる便利なサービスです。選ぶ際は、カウンセラーの資格、自分に合った形式、料金体系を基準に比較しましょう。
「病院に行くほどじゃないけど、誰かに話を聞いてほしい」というレベルの悩みでも、カウンセリングは利用していいものです。気軽に一歩を踏み出してみてください。
参考:cotree|オンラインカウンセリング、Unlace|オンラインカウンセリング9社比較、キャリア協会|オンラインカウンセリング比較
対面の心療内科の選び方は以下の記事で解説しています。

カウンセリングを含む治療法の全体像はこちらもご覧ください。
https://mental-care-lab.com/?p=37
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