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うつ病の病院の選び方|心療内科と精神科の違いも解説

ストレス対策

「うつ病かもしれない。でもどこに行けばいいのだろう」「心療内科と精神科って何が違うのだろう」――初めての受診はハードルが高いものです。

何科に行けばいいのかわからない、どんな先生に当たるか不安。そうした気持ちはごく自然なことです。この記事では、うつ病で受診すべき病院の選び方を具体的な手順とともに詳しく解説します。

心療内科と精神科の違い

まずこの疑問から整理しましょう。結論として、うつ病に関してはどちらを受診してもOKです。

精神科

心の病気全般を診る診療科です。うつ病、統合失調症、双極性障害、不安障害などが対象で、薬物療法が中心となります。

心療内科

ストレスが体に出ている状態を診る診療科です。本来は「心身症」が専門ですが、実際にはうつ病や不安障害を診ているクリニックがほとんどです。

実際のところ

「メンタルクリニック」「こころのクリニック」と名乗っているところは、心療内科と精神科の両方を掲げていることが多いのが実情です。看板の名前よりも、医師の専門性と相性の方がずっと重要です。

なお「精神科」という名前にハードルを感じる方が多いため、最近は「メンタルヘルス科」「心のクリニック」と名乗るところも増えてきています。

良い病院を選ぶ7つのポイント

ポイント1:話をじっくり聴いてくれる

初診で最低20〜30分は時間をかけてくれるクリニックを選びましょう。5分診療で薬だけ出すようなところは避けた方が無難です。

特に初診は症状の経緯、生活背景、性格傾向など、多くの情報が正確な診断に必要となります。

ポイント2:薬の説明をきちんとしてくれる

「この薬を飲んでください」だけでなく、薬の種類、効果、副作用、服用期間をきちんと説明してくれる先生を選びましょう。質問にも丁寧に答えてくれるかどうかも重要な判断材料です。

ポイント3:治療の見通しを伝えてくれる

「どれくらいの期間で回復が見込めるか」「次の受診はいつか」「どうなったら薬を減らせるか」。治療のロードマップを示してくれる先生は信頼できるといえます。

ポイント4:通いやすい場所にある

うつ病の治療は定期的な通院が必要です。月に1〜2回は通うことになるため、自宅か職場から無理なく行ける場所を選ぶことが大切です。

調子が悪い時に遠くの病院まで行くのは、それだけでエネルギーを消耗してしまいます。

ポイント5:予約が取りやすい

人気のクリニックだと初診の予約が1〜2ヶ月先になることもあります。早く受診したい場合は、複数のクリニックに電話してキャンセル待ちを聞くか、比較的新しいクリニックを探すのがコツです。

ポイント6:カウンセリングとの連携がある

薬物療法だけでなく心理療法(カウンセリング)も受けられるクリニックが理想的です。院内にカウンセラー(公認心理師・臨床心理士)がいるかチェックしてみましょう。

ポイント7:口コミだけに頼らない

ネットの口コミは参考程度にとどめましょう。精神科の口コミは主観的なものが多いため、「悪い口コミがある=悪い病院」とは限りません。一度行ってみて、自分との相性で判断するのが一番確実です。

ナビ助
ナビ助
完璧な病院を探そうとすると、なかなか動けなくなるよ。まずは「通いやすい場所で、話を聞いてくれそうなところ」くらいの基準で大丈夫。合わなかったら変えればいいんだから。

病院の探し方:具体的な手順

ステップ1:Googleで検索

「心療内科 + 地域名」「精神科 + 地域名」で検索します。Googleマップの評価や口コミも参考にしてみましょう。

ステップ2:クリニックのホームページをチェック

医師のプロフィール、専門分野、治療方針が詳しく書かれているクリニックは丁寧な姿勢の表れです。「うつ病」の治療実績や専門性が明記されているか確認しましょう。

ステップ3:電話して雰囲気を確かめる

予約の電話をした時の受付スタッフの対応もチェックポイントです。丁寧で親切な対応のクリニックは、院内の雰囲気も良いことが多いです。

ステップ4:初診を受けてみる

実際に受診してみないとわからないことも多いものです。1回行って「合わないな」と感じたら、別のクリニックに変えてもOKです。セカンドオピニオンは患者の権利です。

参考:厚生労働省 みんなのメンタルヘルス

初めての受診:何を準備すればいい?

持っていくもの

  • 健康保険証
  • お薬手帳(他の薬を飲んでいる場合)
  • 紹介状(あれば。なくても受診可能)

事前にまとめておくこと

  • いつから症状が出始めたか
  • どんな症状があるか(メモしておく)
  • きっかけに心当たりはあるか
  • 生活への影響(仕事ができない、眠れないなど)
  • 家族の精神疾患の有無
  • 聞きたいことのリスト

診察室で緊張して言いたいことが言えなくなるのはよくあることです。メモを持参することを強くおすすめします。先生にメモを見せても、読み上げても問題ありません。

受診のハードルが高い人へ

「精神科に行くのが怖い」「周りにバレたくない」。こう思う方は少なくありません。

  • まずはオンライン診療から始めるという選択肢もあります。自宅から受診可能です
  • 会社の産業医に相談する方法もあります。守秘義務があるため上司には伝わりません
  • 自治体の無料相談窓口を利用する手もあります。保健センターにはメンタルヘルスの相談員がいます

精神科の受診歴は保険会社に通知されたり、就職に影響したりすることはありません(一般的な民間保険の場合。告知義務がある保険加入時は例外となります)。

参考:日本精神神経学会

参考:国立精神・神経医療研究センター

まとめ:最初の一歩を踏み出すために

病院選びに正解はありませんが、「行ってみる」こと自体が最大の正解です。

最初の一歩を踏み出すのが一番勇気のいることだと思います。しかしその一歩が、回復への始まりとなります。

ナビ助
ナビ助
迷ったら、まず電話してみるだけでいいよ。予約を入れるだけでいい。それだけで十分すごいことだから。ゆっくり、一歩ずつね。
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